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同じMacBookから同時に読んだら、最大容量が98%・97.0%・94.6%の3つ出ました
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同じMacBook Pro 14インチ(M5)から同じ秒に読んだ最大容量が、システム情報では98%、ioregの値から計算すると97.0%と94.6%でした(2026年9月18日)。同じスクリプトで測った値は、9月11日が95%、9月18日と10月21日が97%です。充放電回数は10月21日で53回、Appleが示す上限は1000回です。
MacBookの最大容量は、どこで見ても同じ数字になる?
なりませんでした。2026年9月18日23時49分59秒(日本時間)に1台のMacBook Proから読むと、98%・97.0%・94.6%の3つが出ました。いちばん大きい98%と小さい94.6%で、3.4ポイント違います。
表: 2026年9月18日に同じ1台から読んだ「最大容量」
| 見た場所 | 出てきた数字 | 計算のもとにした値 |
|---|---|---|
| macOSのシステム情報(ハードウェア→電源) | 98% | 画面にそのまま表示される値 |
ioreg の NominalChargeCapacity ÷ DesignCapacity |
97.0% | 6,064mAh ÷ 6,249mAh |
ioreg の FullChargeCapacity ÷ DesignCapacity |
94.6% | 5,912mAh ÷ 6,249mAh |
出典: 自分のMacBook Pro 14インチ(M5・24GB、2026年1月27日購入)で2026年9月18日23時49分59秒(日本時間)に続けて実行した system_profiler SPPowerDataType と ioreg -r -c AppleSmartBattery の出力。2つのコマンドの前後で時刻を記録し、どちらも同じ秒に収まっていることを確認した。計測時はAC電源につないだ100%充電済みの状態。
システム情報の98%がどの値から計算されているかは、参照したAppleのページには書かれていませんでした(2026年9月18日確認)。言えるのは、同じ1台から、同じ秒のうちに3つの数字が読める、ということだけです。
自分の数字を見るには、「option」キーを押しながらAppleメニューをクリックして「システム情報」を開き、「ハードウェア」の「電源」を選ぶと、バッテリー情報に最大容量と充放電回数が出ます。生の容量値まで見たい場合は、ターミナルで ioreg -r -c AppleSmartBattery を実行すると DesignCapacity・NominalChargeCapacity・FullChargeCapacity が読めます。この手順はこのページの数字を取るときに実際に実行したもので、macOSの版が変わると表示の場所や項目名が変わることがあります(2026年9月18日時点)。
同じスクリプトで測った記録
2026年9月11日は95%、9月18日は97%、10月21日も97%でした。充放電回数は49回、49回、53回です。
表: 同じスクリプトで測った最大容量の記録
| 測った日 | 購入からの日数 | 最大容量 | 充放電回数 | 状態 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年9月11日 | 227日 | 95% | 49回 | Good |
| 2026年9月18日 | 234日 | 97% | 49回 | Good |
| 2026年10月21日 | 267日 | 97% | 53回 | Good |
出典: 自分の measurements/battery-macbook-pro-14-m5.csv。どれも scripts/battery_snapshot.py で取得(2026年10月21日時点)。
9月11日から9月18日に数字が上がっていますが、バッテリーが回復したとは書けません。使ったスクリプトは AppleRawMaxCapacity が読めればその値を、無ければ NominalChargeCapacity を使う作りで、9月18日の実行では AppleRawMaxCapacity が出力に現れませんでした。9月11日にどちらの値が使われたかは、そのときの生の数値を残していないので分かりません。
この取りこぼしを受けて、計測スクリプトは生の容量値と、どのキーから計算したかも一緒に記録するように直しました。10月21日の97%は NominalChargeCapacity 6,038mAh ÷ DesignCapacity 6,249mAh から計算した値です。
充放電回数53回は少ない?
上限1000回に対して53回です(2026年10月21日時点、購入から267日)。Appleは MacBook Pro(14-inch, M5)の最大充放電回数を1000回としています。
1日あたりに直すと0.20回のペースです。このまま続くなら、残りの947回に4,700日あまり、今から数えて13年ほどかかる計算になります。今のペースを引き延ばしただけの割り算なので、使い方が変われば変わります。
Appleは同じページで「バッテリーは最大充放電回数に達した後も、本来の蓄電容量の最大80%を維持するよう設計されています」としています。ページの注記には「Appleが理想的な条件下で実施したテスト結果によります。バッテリーの駆動時間と蓄電容量(%)は、使用状況、構成、充電方法によって異なります」とあります。
充放電回数の数え方にも注意が要ります。Appleの説明では「バッテリーの電力をすべて使い切った時点で1回」とカウントされ、実際に充電した回数とは一致しません。
この数字が出たMacの使い方
ほぼ電源につなぎっぱなしで使っているMacBook Proの数字です(2026年1月27日から使っています)。使い方と設定は、2026年9月18日の時点で確かめたものです。
「最適化されたバッテリー充電」は買ったときの初期設定のままオンで、「バッテリー充電の上限」は下げていません。Appleの説明では、この設定がオンのとき「バッテリー残量が80 %を上回らないように充電を保留」します。この期間に実際にどれだけ保留が働いたかは記録していないので、今の数字がこの設定のおかげだとは書けません。
つなぎっぱなしなので、買ったときより電池の持ちが短くなったかどうかの体感はありません。電池だけで長く使う場面がなく、判定できないためです。
本体は2026年1月27日にAppleで、メモリ24GBの構成を278,800円で買いました。
最大容量の数字が気になったら
1回の数字ではなく、同じ手順で何回か測った並びを見ると、動き方が分かります。自分の記録では、9月11日の95%が9月18日には97%になり、1週間で2ポイント動きました。
確かめられたのは2つです。見る場所を変えると数字が変わること(同じ秒に98%・97.0%・94.6%)と、同じスクリプトで測っても記録される数字が動くこと(95%から97%)。どちらもバッテリーが減ったかどうかとは別の話で、9月11日にどの値から計算されたかを残していなかったので、この2つのどちらが起きたのかも、自分のデータでは切り分けられていません。
同じ悩みをiPhoneでも記録しています。バッテリーを交換したあと351日でどう変わったかはバッテリー交換後の記事にあります。
このMacBook Proの購入から今までの記録と、売るか直すか使い続けるかの判断は、MacBook Pro 14インチ(M5・24GB)の記録にまとめています。
よくある質問
- MacBookの最大容量が前より増えることはありますか?
- 自分の記録では、95%から97%になりました。2026年9月11日に自作のスクリプトで測った値が95%、1週間後の9月18日に同じスクリプトで測った値が97%で、充放電回数は両日とも49回のまま、使い方も変えていません。ただしこのスクリプトは読めた項目によって計算元の値が変わる作りで、9月11日にどの値が使われたかは生の数値を残していないので分かりません。バッテリーが増えたのではなく、記録に残る数字が動いた、というところまでが言えることです。
- 充放電回数53回は少ないですか?
- Appleは MacBook Pro(14-inch, M5)の最大充放電回数を1000回としています(2026年9月18日確認)。自分の1台は2026年1月27日に買って、267日後の10月21日で53回なので、上限までは遠い段階です。Appleは「バッテリーは最大充放電回数に達した後も、本来の蓄電容量の最大80%を維持するよう設計されています」としていますが、同じページの注記に「Appleが理想的な条件下で実施したテスト結果によります。バッテリーの駆動時間と蓄電容量(%)は、使用状況、構成、充電方法によって異なります」とあります。